※このページは、過去にキャンドルについて
質問されたことに対して回答した内容を
記事にしています。
Question
「ボタニカルキャンドルの花がよく
見えない。マイクロワックスを入れ
てもよく見えません。どうして?」
answer
キャンドルの透明度を上げるには
パラフィンワックスの融点が低い
ものを使う。
「花をよく見えるようにしたい」
とか
「マイクロワックスを入れても
花がよく見えない」
とか
「ステアリンを入れても花がよく
見えない」
という質問が来ています。
おそらく一番多い質問で苦戦して
いる方も多いのかなと感じています。
花を入れるだけに、ここは一番
気にするところですよね。
勘違いされてる方が意外に多い
ことに気づきました。
先ほどの質問は全部真逆なのです。
ソフトマイクロワックスやステアリン
を入れると透明度が上がるどころか
透明度は下がります。
マイクロソフトワックスの元々の
色は、白色で溶かすと透明になり、
固まると、元の白色に戻ります。
ということは、
マイクロソフトワックスの
白色が混ざるので、その分
透明度が下がりますね。
ステアリンも同じ理屈です。
マイクロソフトやステアリンの
使用目的は、おもに気泡や、
亀裂を減らす効果があるので
添加材として使います。
結局のところ、パラフィンワックス
だけで作るってことです。
パラフィンワックスは溶かすと
透明になりますが、固まると
半透明になります。
つまり、どのワックスも元々の
透明度、色がそのままに出来上がる
ということです。
融点が低ければ低いほど
若干ですが、透明度があがります。
ただし、低融点のワックスは粘りが
あるので、モ-ルドから抜くのが
大変な時があります。
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パラフィン融点58℃➕
パラフィン融点48℃
ブレンドなんかもいいかと思います。
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型から外しずらいかもしれません
ので自己責任でお願いしますね。
型抜けの心配がいらないのは
シリコンモ-ルドですね。
今回は、透明度にこだわった
内容で、ワックスはパラフィン
のみですから多少の気泡、
亀裂は免れません。
ですので、どちらを選択するか、
優先するかをよく考えて作って
くださいね。
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