※このページは、過去にキャンドルについて
質問されたことに対して回答した内容を
記事にしています。
Question
パラフィンの融点58℃と61℃ではどんな風に違いますか?
answer
見た目でいうと
1、ツヤの違い
2、透明度の違い
3、プール幅の違い
スペックでいうと
4、燃焼時間の長さの違い
ーーーーーーーーーーーーーーー
融点とは、ワックスが溶け出す
温度を指します。
なので、パラフィンワックスだけ
でなくあらゆるワックスに融点が
あります。
パラフィンワックスでは最高で
69℃の融点のパラフィンワック
スがあります。
では、それぞれについて解説しますね。
1は、融点が高ければ高いほど
ツヤがあります。
なので、仕上げにツヤを出したい
ときなどに、高融点のワックスを
つかってディッピングをしたりします。
ディッピングのしすぎは、ツヤは
出るが透明度がかなり落ちるので
ここは頭に入れておきましょう。
2は、融点が高ければ高いほど
透明度が下がります。
目に見えて透明度が下がる感じでは
い、よーく見ればわかる程度なので、
そこまで気を使うほどではない気も
しますが、わたしはちょっと気になります。
3は、融点が高ければ高いほど
プール幅が小さくなります。
といっても、5mm~1cmくらいです。
下の写真の丸い穴がプール幅です。↓
プール幅の違いは、単にワックスの
融点の違いだけでありませんので注
意して下さい。
芯の太さでも変わります。
なので、芯の太さ❌ワックス融点の
組み合わせでプール幅が変わってき
ますね。
4は、融点が高ければ高いほど
燃焼時間が伸びます。
と言っても、融点58℃と融点
61℃のパラフィンワックスの
燃焼時間を比べた場合に1時間、
2時間といった長い時間ではな
いので、そこまで期待しない方
がいいです。
♣仮に、融点47℃のパラフィンで
つくられた特大サイズキャンドルと
融点69℃のパラフィンでつくられた
特大サイズキャンドルの燃焼時間を
比較した場合は大きく変わるでしょう。